Bitmain Jihan 訪問インタビュー(2/3)ビットコイン分裂・ハードフォークに到るまで

こんにちは。藤本真衣です。一昨日ビットコインがハードフォークをしてBitcoin Cashとしてビットコインを分裂するとアナウンスがありました。
日本の各取引所からも8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応についての発表が続きました。

ユーザーの皆様に至っては今後も各取引所の対応をしっかりと把握しておく事をお勧めします。

こちらの記事では、引き続きBITMAINのJihanを訪問した際のインタビューを掲載します。BITMAINのJihanがどのような経験、考えからハードフォークに到ったのか垣間見れると思います。

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Blockstream Samson Mow インタビュー UASF 議論のポイントは?

藤本真衣です。Bitmain Jihanさんのインタビューに続き、今回はBlockstreamのCSO(最高戦略責任者)Samson Mowさんのインタビューを紹介します。私がかぶっているUASFの帽子を見たことある方も多いのでは?UASFとは、ユーザー・アクティベイト・ソフトフォークの略で、要するに8月1日(フラグ・デイ)を堺に強制的にソフトフォークを実行するための提案です。

この記事を書いている、7月18日午前4時(日本時間)現在では、BIP91のハッシュレートが60%を超えているので、その後bits1がシグナルされれば何事もなくSegwitがロックインされるので、UASFも起きない可能性も多くなってきました。それはさて置き、そもそもBitBiteCoinはこの業界に関わる人のビジョンにフォーカスしていくメディアなので、そのような意味でも彼からは良い話が聞けました。

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Bitmain Jihan 訪問インタビュー(1/3)世界最大級のビットコインマイニング工場について

こんにちは、藤本真衣です。7月上旬、世界最大級のビットコイン採掘ファームを所有するBitmain社を訪問して、Jihanに1時間程のインタビューをするお時間を頂きました。Jihanはビットコインの主要マイニングプールであるAntpoolを運営する、Bitmain社の創業者です。

先週から日本の主要メディアでも8月1日にビットコインが分裂するかもしれないという報道がなされていますね。そもそもなぜこのような事態になっているかというと、ビットコインのスケーラビリティ問題を解決する為に様々な方法論を巡りビットコインの開発者やマイナーのコミュニティが分裂しているという事態に陥っているからです。Jihanはこの中でキーパーソンになっています。

追記
予断は許しませんが7月17日20時現在ではSegWit2xが88.2%の支持を得ており、これが80%以上あれば直近のフォークは回避できる可能性の方が高いです。

特に日本語においては、Jihanに関する生の情報が少ないと感じています。そのため、最初は編集して記事にしようとしたのですが、今回は彼のそのままの声を公開する方が意味があると思ったので、翻訳したそのままの文章を公開します。翻訳でき次第アップするので3回に分けて投稿します。


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ビットコインハードウェアウォレット KeeyKey の設定方法

本日は、ビットコインハードウェアウォレットKeepKeyの設定方法の動画を作ったので投稿します。

ハードウェアウォレットとは?KeepKeyとは?

ビットコインを保管するにはウォレット(財布)が必要です。
モバイルウォレット、デスクトップウォレット、ウェブウォレットで管理している人が多いと思うのですが長期的な保管する安全な方法としては、オフライン環境下で保存できセキュリティに優れていると言われているペーパーウォレットやハードウェアウォレットをお勧めします。KeepKeyはそのハードウェアウォレットに属します。

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The Founders 2 – Toby Hoenisch

There is a huge disruption coming.
— Toby Hoenisch

今回、シンガポールの TenX Co-Founder & CEO、Toby Hoenisch に話を聞きました。

彼との出会いは、2011年から2012年にかけて。まだビットコインが話題になる前のことでした。いや、正確には話題になり始めた頃だったのですが、まだ多くの人がその存在を知りませんでしたし、その価値を信じていませんでした。

僕も彼もビットコインという切り口ではなく、それぞれ別のスタートアップを立ち上げて、全く違う分野の挑戦を進めていました。そんな頃に、Hacker News Meetup で会いました。

僕と彼の共通点は、いくつかありました。まず、お互いに技術者であり、起業家だったこと。知り合った時は日本の大阪にいた事。その後シンガポールへ移ったこと。そして、ビットコインに魅せられたこと。

ハッカーとして、起業家として、経験豊富な Toby がいまなぜビットコイン、ブロックチェーンに力を入れるのか。どのようにビットコインに出会ったのか。

ごく初期に、意外にも日本でビットコインに遭遇した彼は、それを自身のプロジェクトに活かすことを決意しました。そこから始まるストーリーは、本人が語ってくれています。以下の動画をご覧ください。

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ビットコインのハードフォーク問題 vol.2 – ユーザーが気をつけること

ビットコインのハードフォーク問題 vol.1ではハードフォークとは何かを説明しましたが、今回はハードフォークが起きたときにユーザーが気をつけるべきことについて話したいと思います。

(1)イーサリアムのハードフォークの時に起こった問題って?

リプレイアタック/リプレイ攻撃という問題が起きました。vol.1でも述べたように、ハードフォークが起きるとビットコインの場合、10BTCを持っていたら、10BTCと10BTUをもらうことになります。イーサリウムはハードフォークしてETHとETCに別れ、それまで持っていたらETHと同じ数のETCが分配されました。

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ビットコインの使えるデビットカード:Wirex前編

ビットコインをただ保有するだけでなく、ビットコインをもっと日常的に使うためのデビットカードについての紹介です。前編ではWirexの料金形態、円への対応時期、登録方法、カードの申し込み方法を、後編ではサイトの使い方、アプリの使い方、実際の使用感について説明します。

お申込みはこちらから(発行手数料25%割引になります)

初期費用、手数料は?

まずWirexにはバーチャルカードとプラスチックカードの2種類あります。バーチャルカードはオンライン決済で使えるVISAデビットカードで、カード情報だけをもらいます。プラスチックカードは物理的なカードでマスターカードのデビットカードとなっています。

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The Founders 1 前編 – Jun Yamadera(山寺 純)

Any sufficiently advanced technology is indistinguishable from magic.
(優れたテクノロジーは魔法と区別がつかない)
— Arthur C. Clarke

山寺さんと初めて会ったのは、とある大手ベンチャーキャピタルの本社オフィスでした。僕とそのベンチャーキャピタルとの会話を数分聞いたあと、話を遮って言い放った言葉がいまでも忘れられません。

この段階で、この話の価値を理解していない人たちと、仕事をする必要はない。

その場を凍りつかせたあと、2人で思う存分語り合いました。

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