楽天がビットコインの受付を開始!※ただし

ついに楽天が動きました。

ビットコイン採用に向けた前向きな姿勢は以前から明らかになっていましたが、ついに正式に開始することになると発表されました。

Rakuten, Inc. (TOKYO: 4755), today announced that it plans to enable customers to choose bitcoin as a payment option by integrating Bitnet’s payment processing platform on a number of its marketplaces. The Internet services giant will begin accepting the new payment method first on Rakuten.com in the US, to be followed by Rakuten.de in Germany and Rakuten.at in Austria.

ただし、日本以外での開始です。見出しを見て興奮しましたが、いまのところはアメリカ等でスタートするのみです。

日本でのビットコイン採用は、いつになるのでしょうか。

eBay の新たな動き!ビットコイン採用に向けて

以前よりビットコインに興味をしめしていた eBay が、具体的な一歩を踏み出す可能性が出てきました。

EBay Inc. has been quietly working to integrate acceptance of the virtual currency into its Braintree payments subsidiary, part of its PayPal unit, according to people familiar with the matter.

eBay や子会社の PayPal という大きなレベルではなく、PayPal の子会社である Braintree がビットコインの受付を検討しているようです。

計画の実現へ向けて、Coinbase を始めとするビットコイン決済のプレイヤーと接触しているという情報が出ています。

Braintree は、AirBnB や Uber といった勢いのある企業に対して決済機能を提供しています。ビットコイン決済対応が実現すれば、そういった企業が提供しているサービスもビットコイン決済に対応することになります。

実現すれば、楽天と同じく、本体ではなく子会社からスタートということになります。こういう事例が積み重なれば、普及速度は今後加速度的に増していくことが予想できます。楽しみになってきました。

アメリカの楽天スーパーロジスティクスがビットコイン決済の取扱を開始

楽天のビットコインに対する最初の一歩です。

Rakuten Super Logistics U.S, a company that provides order fulfillment services for online retailers, has already begun accepting bitcoin via BitPay after receiving requests from customers.

商品の受注から発送までを代行する、いわゆるフルフィラメントサービスを提供する Rakuten Super Logistics が、ビットコインの取扱を開始しました。決済部分は、BitPay が担当します。

Rakuten Super Logistics was formerly called Webgistix. The American company was acquired by Japanese ecommerce giant Rakuten in 2013 as part of a global expansion outside its home market.

Rakuten Super Logistics は、2013年に楽天が Webgistix を買収して誕生した会社です。

すばらしい前進です。楽天本体ではなく、北米のフルフィラメントサービスから開始するというのは、非常に現実的です。確実に実績を積み重ねて、取扱範囲や規模を拡大していくプランが見えます。

楽天と言えば、2014年7月に三木谷さんがビットコインに対する前向きな発言をしたことで一時話題となりました。わずか1ヶ月で、実現することになりました。

このスピード感で進めば、日本国内での普及も見えてきます。

なぜ楽天なのか?楽天のビットコイン受付に高まる期待

楽天の三木谷さんがビットコイン導入に前向きだという発言が広まり、日本国内では期待が膨らんでいます。

楽天の三木谷浩史社長は14日、福岡市内で講演し「今年はインターネット革命が加速する。恐らく楽天も早晩(ネット上の仮想通貨)ビットコインでのお金を受け付けるようになると思う」などと述べた。

楽天が採用することになれば、日本国内でビットコインの普及が一気に加速する期待が持てます。取扱商品の幅も広く、ホテル予約などにも範囲が広がれば、海外からの旅行者にとっても強力な選択肢となり得ます。

そして何よりも、楽天が金融分野に強いという点が想像を膨らませます。銀行や証券会社、電子マネーの Edy や楽天カードなど、土壌は整っています。そういえば、三木谷さんは金融業界出身でしたね。

この件について、CoinDesk にも記事が出ています。

Another potentially interesting angle is that Rakuten has its own bank, offers credit cards, has its own securities brokerage and runs the e-cash network of RFID-chip cards known as Edy.

やはり、楽天の金融分野のバックグラウンドに関心が向いています。

The company is further famous for its aggressive acquisition policy, traveling the world to buy other e-commerce sites including Play.com, Buy.com (for $250m in cash in 2010), and messaging app Viber in February this year for $900m.

楽天が近年を入れている、出資や買収の件にも触れられています。

長年のライバル関係にあり、Viber の直接の競合でもある Line が、IPO に向けて大きく前進しています。そんな状況での、楽天の次の一手からは目が離せません。

楽天は、単独で日本の仮想通貨の将来を変えることができる企業です。期待して待ちたいと思います。