過去最大規模のビットコイン決済導入!なぜいま?!

好調なビットコインに、久々にインパクトのある良いニュースです。

アメリカの大手衛生テレビネットワークが、ビットコインの支払い受付を発表しました。

今日、米国の衛星テレビ、ディッシュ・ネットワーク(ティッカーシンボル:DISH)が受信料の支払いにビットコインを使ってOKという発表をしました。同社は1,400万人の加入者が居るため、ビットコインのコンシュマー向け決済では過去最大の発表と言えます。

Reddit でも伸びています。反応の大きさが表れています。

最近良いニュースが次々増えています。

ビットコイン価格が動いてすぐに準備はできないので、価格の上昇を待ってビットコイン関係のアクションを起こすと決めていた企業が、多数いたのでは無いでしょうか。

そう考えると、この先もしばらく良いニュースが続くと期待できます。

急上昇を始めたビットコイン価格!それを後押しする元アメリカ造幣局トップの言葉

ついに動き始めたビットコインの価格。下落が起こらず停滞したままでしたが、先日の記事でもお伝えした通り、上昇を始めました。

$500 を越えてからは順調に上がっています。

上昇気流が吹き始めたビットコインに、さらなる追い風です。

The United States Mint(アメリカ合衆国造幣局)のトップを務めた Edmund C. Moy 氏が、ビットコインを始めとする仮想通貨・暗号化通貨に関する Tweet をして注目を集めています。

銀行はついに競合を得ることになり、Cryptocurrencies(仮想通貨・暗号化通貨)の時代がはじまると発言しています。

Former Director of The US Mint という肩書がどれほどのポジションかわかりにくかったので、調べてみました。

The Director of the United States Mint is the head of the United States Mint. The position is currently vacant following the resignation of Edmund C. Moy in January 2011.

Wikipedia によると、造幣局のトップとのことです。今回の発言をした Edmund C. Moy 氏が辞任してからは、空席になっています。

さて、久しぶりに訪れたビットコイン価格の上昇です。この良い流れはどこまで続くでしょうか。アメリカで好調に評価されてきた結果が一気に反映される可能性もあります。目が離せない週末となりそうです。

参考リンク

何があった?ビットコインの価格が急上昇して $500 に迫る

CoinDesk の Index では、$494.16 まで上昇しました。取引所によっては一時 $500 を超えたところもあります。ほぼ1ヶ月ぶりの高値水準となりました。

coindesk-bpi-chart_2014-05-21

要因について、CoinDesk では以下のように分析しています。

The news follows a steady stream of positive press for the industry, including the successful Bitcoin2014 conference in Amsterdam.

That even saw major speakers such as Overstock CEO Patrick Byrne, Circle CEO Jeremy Allaire and Bitcoin Foundation chief scientist Gavin Andresen give high-profile talks that may have helped refocus the community on the larger implications of bitcoin and its potential impact on the global finance space.

オランダで行われたビットコインのカンファレンス、Bitcoin2014 にて良い情報が多く発表され、それに価格が追随したとの見方です。

ビットコインのプレイヤーが登壇して明るい未来を語ったおかげで、再びビットコインへの投資が加熱し始めたということです。

Additionally, it comes on the heels of a string of major announcements — such as Circle’s product debut, BitPay’s $30m Series A funding round and positive comments from US government agencies.

加えて、BitPay の大型調達を始めとする最近の良いニュースが流れを後押ししているようです。良いニュースが出ても価格が上がらなかった分、いまになって一気に上昇エネルギーに転換されています。

A main driver of the decline in the price of bitcoin had been negative news from China, once one of the digital currency’s largest markets.

However, in recent weeks, announcements from the country have been more positive, or at the very lease, less negative.

中国発の悪いニュースが落ち着いたことも要因だと捉えています。

ビットコインを支える割合が非常に高いチャイナマネーの行方は、常に話題の中心でした。これまでにも何度も、中国の動向がビットコインの価格に影響を与えています。

しかし直近の中国発のニュースは、これまでに比べるとマシなものになったため、マイナス要因として相場にブレーキをかけるほどのインパクトを持っていないと言えます。あるいはもう悪いニュースが出尽くした感じもあるります。中国の動向については、ワーストケースを想定した上で動いている投資家が大半だと読むこともできます。

さて、この上昇傾向はいつまで続くでしょうか。安定水準から外れたビットコインの価格が行く先が気になります。

Winklevoss 兄弟がビットコイン投資信託で Nasdaq 上場を目指す

Facebook の創業を描いた映画「ソーシャルネットワーク」でも有名になった Winklevoss Twins(ウィンクルボス兄弟)ですが、ビットコイン市場では順調に成果を残しています。

On Thursday, Cameron and Tyler Winklevoss, the brothers most widely known for their legal battles with Facebook’s co-founder, Mark Zuckerberg, disclosed in a regulatory filing that they had chosen to list their Bitcoin exchange-traded fund, the Winklevoss Bitcoin Trust, on the Nasdaq stock exchange.

兄弟が立ち上げたビットコインの投資信託 Winklevoss Bitcoin Trust は、ビットコインの価格に連動する ETF(上場投資信託)として Nasdaq 上場を目指しています。昨年から進んでいた計画が、一歩前進しました。その時がいよいよ近づいています。

SecondMarket は競合になると言えます。アメリカでのビットコインの勢いは止まりません。

参考リンク

The IPO for the stock would put 1 million shares up for sale. Each share is worth one-fifth of a bitcoin, or about $90, based on Friday’s price. Tyler and Cameron Winklevoss own about 10% of the world’s bitcoins.

BitPay の $30M 調達で注目すべきは金額より投資家

ビットコイン決済サービスの BitPay が $30M の調達を行っているようです。約30億円相当ですね。バリュエーションは $160M とのことです。

興味深い箇所を TechCrunch の記事から引用します。

The company is raising $30 million on a roughly $160 million valuation in a round led by Index Ventures, with Richard Branson and Yahoo co-founder Jerry Yang participating.

金額も大きいですが、注目すべきは投資家です。

  • Index Ventures
  • ヴァージン・グループ創業者の Richard Branson
  • Yahoo! 創業者の Jerry Yang

さらに、シードラウンドでも注目に値する評価を受けています。

BitPay_-_Investors___CrunchBase

The Atlanta-based company has previously raised funding from Founders Fund, along with angel investors including WordPress’ Matt Mullenweg and bitcoin regulars Roger Ver and SecondMarket CEO Barry Silbert.

  • Founders Fund
  • WordPress 創始者の Matt Mullenweg
  • SecondMarket CEO の Barry Silbert
  • Steve Jobs の中の人 Ashton Kutcher

などなど。

そして、ライバルも相当な勢いがあります。

With BitPay’s previous funding round, the company’s financing tops the combined $26 million that Boston-based rival Circle has raised from Accel Partners, or the $31 million that San Francisco-based Coinbase raised from Andreessen Horowitz and Union Square Ventures or the $20 million round that Benchmark led for Xapo.

Accel Partners、Andreessen Horowitz、Union Square Ventures、Benchmark。著名な投資家や VC が次々とビットコイン関連スタートアップに投資していることがわかります。小規模なものであれば、500 Startups の投資も話題になりました。

アメリカの投資家、スタートアップの勢いは止まりません。近い将来、イノベーションが起こる気配が濃厚になってきました。

2014年4月ビットコイン市場の総括

低い水準を維持し、新しいビットコインの価格水準を示した月となりました。

先月までの総括はこちらにあります。

過去には 1BTC が10万円、7万円という時期もありましたが、直近の動きからは450ドル(4万5千円前後)が妥当な価格となっています。3月までの悪い流れを受けて低い水準での動きとなっていますが、4月に強力なプラス材料も無く、価格の底上げが期待できる場面はありませんでした。

逆の見方をすれば、落ちるところまで落ちて、安定したとも言えます。

CoinDesk のチャートと、取り上げたニュースで振り返ってみます。

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前半で注目するポイントは、350ドル近くまで急落している場面です。この時、新たに中国での規制問題が発生し、中国系の取引所をきっかけとした信用不安が起こりました。口座の凍結に関する噂が出るなど、マウントゴックスの問題が頭を過った人も多かったのではないでしょうか。

しかし、すぐに状況は落ち着きます。規制が回避されるとの見通しにより価格は上昇します。それでも根本的な解決には至っていなかったために、予想通り上昇は長続きしませんでした。

またこの時、日本ではマウントゴックスの破産手続きが開始されます。買収して再建するという今後の可能性が出たり、債権者主導で再建するという提案が出たりと、中長期的にはポジにティに捉えることができる話題も合わせて出てきています。いつまでもズルズルと問題が長引いても良いことはありません。今後の方向性についてイメージできる決定がなされたことは、少なくともこれ以上の事態悪化を避ける事ができるという意味で、良い事だと言えます。
詳しくは、マウントゴックスの今後についてという動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。

knc

後半にかけては、ビットコインが勢いを取り戻しているような印象を受けるニュースが続きました。採掘ハードウェア販売会社のデータセンターの写真が公開されて話題を集めたり、500 Startups によるビットコイン関連スタートアップへの出資が決まったりと、まだまだビットコインに情熱を注ぐ人たちがたくさんいることを証明してくれました。

それ以外にも、MIT 全学生に対するビットコインの配布が決まったり、月末(日本時間では5月1日)にBloomberg がビットコイン市場価格を配信という良い話題が続きました。主に北米、アメリカを中心としてですが、ビットコインの流通、取引が活性化される兆しが見えてきました。

これから夏にかけては、新たな取引所が誕生したり、ビットコインを取り扱う店舗が増えたりというニュースも控えています。厳しい出来事が続いた冬を乗り越えて、ビットコインにもようやく暖かい季節が戻ってきたと言えるのではないでしょうか。

当サイト BitBiteCoin.com では、これからも引き続きビットコインの情報をお伝えしていきます。これまで平日毎日配信としていた動画ニュースについても、配信スタイルを少し変更し、リニューアルする方針です。まずは毎週のまとめニュースというスタイルを導入し、より質の高い情報を配信できるように努めていきます。

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オハイオ州でビットコインによる酒類の販売が禁止に

タイトルの通りですが、アメリカのオハイオ州で酒類の販売においてビットコインを使うことが NO となりました。アメリカの政府としてはじめて、このような禁止処置が出たことになります。

CoinDesk の記事によると、理由としてあげられる点は次のとおりです。

Ohio’s Liquor Control Law under Chapter 4301 expressly mentions ‘payment of money’ in its rules governing the provision of alcohol. It does not use the word ‘currency’. This again raises questions about the exact definition of ‘money’ versus ‘official legal currency’. The state’s law is quite specific in the way it defines various forms of alcoholic drinks.

オハイオ州では酒類の売買において、「お金」を使うことが規定されています。ビットコインはお金ではなくモノだという判断が各地で広がっている現状では、アメリカ政府が認める「お金」だと主張することはできないため、ビットコインは使うことができなくなります。また、ビットコインの価値が乱高下していて安定しないことも問題として捉えられています。

ビットコインはお金なのか?という問は、このような形で今後も様々な商取引やルール作りに影響を与えていきそうです。

参考リンク