Bitmain Jihan 訪問インタビュー(2/3)ビットコイン分裂・ハードフォークに到るまで

こんにちは。藤本真衣です。一昨日ビットコインがハードフォークをしてBitcoin Cashとしてビットコインを分裂するとアナウンスがありました。
日本の各取引所からも8月1日に予期されるビットコイン分岐危機に向けた対応についての発表が続きました。

ユーザーの皆様に至っては今後も各取引所の対応をしっかりと把握しておく事をお勧めします。

こちらの記事では、引き続きBITMAINのJihanを訪問した際のインタビューを掲載します。BITMAINのJihanがどのような経験、考えからハードフォークに到ったのか垣間見れると思います。

Bitmain Jihan 訪問インタビュー (1/3)はらこちらからお読み頂けます。

Bitmain Jihan 訪問インタビュー(1/3)世界最大級のビットコインマイニング工場について

Jihan:
そう、セグウィットは署名の価値を落としたり、攻撃者に乱用される可能性もある。頑丈なブロックがテストネットワークで既に構築されているけど、リスクに対応できるようにもっと改善していかないといけないよね。何か良い方法があればセグウィットのプロトコルも前進していくのに。僕はセグウィットはありだと思ってるよ。アクセプタブル。今後ブロックサイズを発展させる気があればね。ここにいる皆さんは中心的な人たちだよね?私はビットコインのシステムにとってコア開発はとても重要だと思っているんだ。サトシのコードは完成度が高くなかったが、過去7、8年間コア開発はソフトウェアを改良し続けて、多くの貢献をしてきた。多くの哲学を生み仮想通貨の見通しを立ててきた。コンセンサスシステムへの理解は素晴らしいと思う。もし僕と違う意見があれば、ぜひ今皆さんで話し合いたいんだ。今日は良い機会だと思うから。

Team Japan:
そうだね。ニューヨークアグリーメントはビットコイナーにとって素晴らしいニュースってことだね。ビットコインアンリミテッドについて質問なんだけど、ビットコインアンリミテッドはまだ選択肢ですか?

Jihan:
ビットコインアンリミテッドは柔軟なプロトコルだよ。ニューヨークアグリーメントにも適用出来る。採掘者やエコシステム、プレイヤーたちが実施するだろうから。ビットコインアンリミテッドはニューヨークアグリーメントに適用出来る、だからビットコインアンリミテッドは継続中だよ。

Team Japan:
なるほど。

Team Japan:
これは日本採掘コミュニテイからの質問なんだけど、GPU採掘に参入する予定はある?

Jihan:
もう大量のチップをNVIDIAから購入したから、するだろうね。

Team Japan:
ありがとう、次の質問ね。2MBと1MBでいくらぐらい採掘の歳入が変わる?

Jihan:
資金調達の面で2MBだと相当いいね。ネットワークが停滞することもないし、ネットーワークが支払い手段として安定すれば多くの人がビットコインの将来に確信を持てるし。そしたらビットコインの価値は急騰するだろうね。手数料は落ちるだろうけど。採掘者にとっては良いことだと思う。採掘者は長期ビジョンを持っているから、手数料収入が落ちても、価格が上がるので、採掘者には良い事。だからブロックサイズが拡大すればビットコインの歳入も上がるね。

Team Japan:
ありがとう。次に、現在の規模に至るまでに採掘ファームが直面してきた課題があったら教えてくれる?

 

Team Japan:
2015年あたり、価格が下がった時期にフォーカスして話したらわかりやすいかも。このころ値下がりがあって、君の歳入も減っていたと思うけど、どうやって乗り越えたの・・?

Jihan:
あの時は確かにとても支払いがきつかったです。水力発電によるコスト運用について情報収集をしたよ。水力発電はかなり安くて、僕たちは採掘に結構電力を使っていて、当時15セント以上。当時は採掘コストを知ることがストレスだった。機械は稼働していたし、キャッシュフローがポジティブだったのは良かったけどね。面白いことは、採掘者はビットコインが値下がりする日中は機械を停止して、値が上がる夜になると稼働させるんだよ(笑)

Team Japan:
ありがとう、最後の質問。長期的にみたときの課題は何?

Jihan:
長期的に?採掘の課題という意味ですか?全体的にみるとアクセス制限するべきだったと思う。普段あまり他のコミュニティーの話はしないんだけど、ここでは話すべきだよね。他の通貨のコミュニティーで上手くいっているものがあるよね。ほとんどの仮想通貨では採掘者でないとプロトコルできないし、歳入も採掘者によって変動する。ビットコインもまだこの仕組みでしょ。でも、ある通貨はこれを少し変えた。彼らはトークンマスターノートを作って、大量のコインを暗号によって保管できるようにした。こういうコインなら採掘者の歳入変動を共有できるよ。例えばあるコインは45%のサービスをそこが所有していて、今はある人気通貨もそのシステムを導入させようとしているね。その人気通貨の4か月間をみると面白いよ。その通貨のキャッシュフローもまだ採掘者によって作られているけど方法が違う。歳入は採掘者に分配されるし、ある他の通貨も歳入の10%をコミュニテイの発展や、社会的活動のために使っているよ。長期的にみたらビットコインは価値を獲得していけるけど、採掘コミュニテイは他のコミュニテイとも協力していくべきだと思う。採掘の歳入はいろんなコミュニテイに分配されるべきだよ。ローカル活動の支援とか。例えばビットコインの草の根運動をやっている人がいるでしょ。そのように活動している人はネットワークを採掘者は支援するべきなんじゃないかな?他の通貨のコミュニティーには、ある仕組みが少しある。彼は2,000ドルが必要らしいんだ。もし素晴らしい委員がいたら投票してくれ。コインがその貢献者に送られれば、彼はもっとビットコインをプロモーションできる。こういう変化をビットコインも導入するべきだと思う。私が技術設計を気にしないのは、コアと採掘者を結びつけるのが上手いから。それにネットワークにとっても安全だし。全てを繋げるのって最高だよ。今あげた、この2つの通貨コミュニティーはますます前進していくよ。ビットコインの環境も変えていかないと。採掘の歳入はコミュニテイの発展のために使われるべきなんだ。

Team Japan:
君の言う通りだと思うね。私は香港とミラノで行われたイベントでBitFuryの活躍を見てます。BitmainがBitFury同様に技術者やCTOを送ってくれたらと思うんだけど。そうしたら君のプロトコルも実装されるのでは?

Jihan:
BitFuryはコア開発のロードマップを支持してるからね。こういうプロトコルも注意深く設計されるべきだよね。改善するべきことはたくさんあるけど、ビットコインプロトコルにもたらされるべき。採掘者は1%の収入も得るべきではない、健全じゃないよ。もちろん報酬を与えられるべきだけど、健全ではない。他にも信頼できないエコシステムがいくつかあるよ。

海外の客:
コア開発者は君のためにいい仕事をしたよ、悪人に仕立て上げる為にね(笑)君にはいいことではないけど。私が賛成できないことは、君は本当にいい仕事をしたけど、残念ながら君や中国の採掘コミュニテイからの言葉を直接聞くことはほどんどない。これはネットワーク全体にとって危機的なことだと思う。コア開発者たちは、毎日毎秒大きなリスクを負ってネットワークのために働いているわけだけど。この点についてはどう思う?

Jihan:
僕はこれまでのことはわからないけど、Blockstreamが創始されてからコミュニテイ全体は政治的だったと思う。僕はコミュニテイを支えているのはBlockstreamだと思っているよ。彼らは従業員を雇って管理できるし、彼らに反対する会社や個人を攻撃できる。2015年のことは忘れられないよ。Coinbaseのことは知っているよね?大きなブランドなんだけど、彼らはCoinbaseを攻撃し始めたんだ。それでCoinbaseはカナダとアメリカに戻らなくてはならなくて。アメリカではCoinbaseへの規制が強いから、ビットコインシステムを使うアメリカ人投資家はあまりいないと思う。これはビットコインシステムにとってすごく重要な問題なんだ。ブライアン・アームストロングが2014年、2015年に問題を解決したけどね。彼は勇敢だよ。彼はテキサス出身のカウボーイみたいだね(笑)勇気を持って主張したら攻撃されるなんて、非常に冷酷だけど。それでブライアン・アームストロングの周りで大量の噂が出始めた。「ブライアン・アームストロングはビットコインを操作したくて、コアをリプレースしたい」とか。「クラシックは彼に支援されていて、ブライアンはクラシックを操作してビットコインを操作できる」とか。ブライアンを悪者にするような陰謀論がたくさんあった。僕たちは今までブライアンの選択を見てきたけど、彼は黙ってイーサリアムを取引所に登録して、そして名前をGDAXに変えたんだ。つまり彼はいくつものコインを登録するつもりだったんだと思う。
これと同じことがBitmainでも起こると思う。今年の初め、Bitmainでもこういうリスクがないか査定してみたんだけど、僕たちはもっと堂々としていていいんじゃないかな。だってハードウェアにとって大切なことは品質と能力だから。噂話は関係ない。顧客は何があっても僕たちの製品を買う。Coinbaseの場合は、彼らは噂を聞いて動いたのがまずかったと思う。コアがこういう政治的な嫌味な活動をやりだしたとき、僕たちはどうしようもなくて、ただ他の分配者を探してた。でもBitmainには関係なかったよ。だからこういう嫌な活動には妥協しないことだね。もし妥協したら、たぶん10ドル、1,000ドルもの大金を費やすことになるんだよ。それで彼らがコミュニテイをコントロールするようになって…。こういうことが起こらないようにしないと。

Team Japan:
君が合意した時、何か重要な話とかあった?っていうのは聞いた話なんだけど、コアが採掘全体を監督しようとしてるって聞いたんだ。彼らは採掘の重要性を理解しているし。だから驚いたんだよ、なんというか。だから君とコアの人たちとの合意はできないんじゃないかなって。

Jihan:
香港アグリーメントはコア開発と採掘者によって合意されたんだ、うん。

Team Japan:
OK、君は合意したんだね、でも君は・・

Jihan:
枠組みはいつも状況によって変化するよ。採掘者がコアをサポートしているかどうかによる。採掘者がコアをサポートしているときコアは「採掘者は重要な存在だ」みたいなことを言うけど、後になって「採掘者は自分のことしか考えない」みたいなことを言って採掘者の重要性を傷つけるんだよ。僕はかなり柔軟だよ。だって採掘者は、ネットワーク保護のためにサトシによってつくられた技術的取り決めだから、採掘者の意見が重要だよ。彼らにも採掘以外の生活があるし、だからこのグループの採掘者は他のグループと交代することもできる。今はそれぞれの分配者の達成分をコンセンサスシステムに出力しないといけないけど。


以上、インタビューの3分の2まで公開しました。

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