国の経済危機におけるビットコイン – アルゼンチの事例

Argentina-based bitcoin exchange Unisend stopped customer deposits and bank transfers on Monday after Banco Santander Río and Banco Gailicia suddenly closed its company accounts.

アルゼンチンのビットコイン取引所、Unisend が銀行アカウントとの連携を停止しました。取引銀行から口座を閉鎖されたためです。

About 90% of users transfer money to Unisend from their bank accounts.

事前の警告があった上での取引停止とのことですが、現時点では90%の顧客が銀行取引により Unisend に入金を行っているため、影響は小さくありません。
顧客の資金は無事で、まだ取引は可能なため、Unisend は対策を行うと表明しています。他の銀行との提携も進めているようです。

背景には、アルゼンチンの経済事情があります。

Rodriguez said that the company logged one of its most active trading days on 31st July, the day after Argentina defaulted on its debt. That day saw trading activity hit a month-long high, he said.

“We think it was mostly for users to keep their money safe elsewhere, and not the Argentinian peso. Bitcoin users feel safer in bitcoin […] due to high inflation, unknown economic forthcomings, bank restrictions and capital control, restricting free movement of capital.”

アルゼンチンがデフォルト(債務不履行)に陥った7月31日に、アルゼンチンにおけるビットコインの取引は過去最大規模になりました。国の信用の失墜、自国通貨への不安、あるいは投機的な動きが、ビットコイン取引へと人々を駆り立てる形となりました。絵に描いたような、ビットコイン普及のシナリオが進行したというわけです。

結果的に、以前より話が進んでいたマネーロンダリング規制の流れを受け、銀行が先手を取り、口座が閉鎖されました。

事態はまだ動き始めたばかりです。今後、アルゼンチを中心に、南米におけるビットコインと経済事情の関係性は、注目に値します。

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