Mt. Gox(マウントゴックス)はいつビットコインを失ったのか?

いまだに解決しない Mt. Gox(マウントゴックス)の問題について、続報です。東京を拠点とするビットコイン関連のセキュリティーコンサルティング会社 WizSec がレポートを出しました。

そのレポートについて、CoinDesk でも取り上げられています。

They were gone long before the company’s collapse in February 2014, the report said. Gox had therefore been operating on a fractional reserve basis for most of that time, either knowingly or unknowingly.

調査によると、Mt. Gox がビットコインを失ったのは、2014年2月の発表よりはるかに前になります。それが事実だとすれば、Mt. Gox は実態とかけ離れた量のビットコインの取引を仲介していたことになります。

The stolen bitcoins had been withdrawn and sold off on various exchanges including Mt Gox itself, and given the timing probably at prices far below the 2013-14 highs.

盗まれたビットコインは、Mt. Gox を含む複数の取引所で売却された形跡があるようです。

Bankruptcy trustee Nobuaki Kobayashi and his police team have still not made all transaction data available, including a list of all the bitcoin addresses Mt Gox used.

いまだに、Mt. Gox に関しては詳細な情報が開示されていません。捜査及び事後処理のため、トランザクションデータやアドレス等は非公開のままとなっています。そのため、このような外部の調査が貴重な情報源となっています。

今回のレポートで注目すべきは、Mt. Gox はいつビットコインを失ったのか?という点です。

The resulting chart shows a dramatic difference between the number of bitcoins Mt Gox should have held, and what it actually held.


The company held little or no more than 100,000 BTC from May 2013 onward. Interestingly, neither the ideal nor actual totals includes the 200,000 BTC ‘found’ in cold storage after the collapse.

Mt. Gox が保有していたと思われるビットコインの量を集計したところ、本来あるべき量と実際の量には大きな開きがあると読み取れます。このレポートが正しければ、騒動が発覚するよりはるか前の2011年の段階で、すでに多くのビットコインを失っていたことになります。