ついに始まった Google の Android Pay!ビットコインの可能性は?

Android 端末を使って支払いができるサービス、Android Pay が正式にスタートしました。

名前が似ている Apple Pay 同様、クレジットカード情報を登録しておけば、店頭では NFC でカンタンに支払いができます。開始時点では、アメリカのみ対応しています。

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Square のビットコイン決済についての詳細が明らかに

Square がビットコイン決済を導入というニュースの続報です。CoinDesk がその詳細を記事にしているので紹介します。

興味深いのは、ビットコインの流れです。

“The merchant will not know if the buyer bought an item using bitcoin since they get paid in dollars.”

Square 経由で顧客から店舗にビットコインを使って支払いが実行された時、店舗にはドルで入金されるようです。そのため、店舗側はビットコインで支払われたのかどうかわからないとのことです。

The company is processing payments through San Francisco-based bitcoin wallet provider Coinbase, so its merchants will not have the ability to hold bitcoin. It was not clear if the dollars that the merchant receives will be sent from Square or Coinbase.

内部的には、Coinbase でビットコインとドルの取引が行われるとのことです。最終的に店舗に入るお金は、ドルとなります。ビットコインのままで支払いを受け付けることはできないようです。

この流れであれば、ビットコインへの理解が行き届いていない状態でも全店舗でビットコインを扱うことが可能になります。ビットコインで支払いたいというニーズを実現しつつ、店舗側のビットコインに対する認知不足や不安を回避する、適切な妥協案ではないでしょうか。

ビットコインを導入したら売上がアップしたというレポートはこれまでにもいくつか紹介してきました。ビットコイン所有者と親和性が高い分野の商品を取り扱っている場合には、数少ないビットコインが使える場所として効果的な宣伝になっていました。Square や Stripe が取り扱いを始めることで、顧客からの注目やビットコインの流れは分散していくことが予想されます。それでも、早期にビットコイン決済を導入した決済ツールの方が、取扱量が増えることになりそうです。

Shopify に出店している店舗もビットコインを決済オプションとして取り扱うことができます。日本の決済サービスや B2C/C2C のマーケットプレイス各社も、ビットコインの取り扱いをはじめてくれることを期待しています。

2014年3月ビットコイン市場の総括

ビットコインが得たものも、失ったものも大きい1ヶ月でした。

マウントゴックスの破綻Satoshi Nakamoto(中本 哲史)氏の正体に関する報道など、ビットコインの名前がメディアに登場する頻度が極端に上昇した月となりました。その結果、ビットコインという名前自体は知れ渡り、徐々に認知されるようになってきました。

特にマウントゴックスの件ではビットコインの露出が急激に増えたため、結果としてビットコインの価格が上昇するという影響も残しています。破綻というネガティブな出来事の直後でも、集まった注目が価格に反映される形となりました。そのときの様子を CoinDesk のチャートで振り返ります。

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マウントゴックスの破綻発表は日本時間の2月28日(金曜日)夕方でした。直後の週末を挟んで、北米でも新しい週が始まったあたりから、急激に価格が上昇しています。しかし結果的にはその価格を維持できず、下落続きの1ヶ月でした。この1ヶ月で上昇したシチュエーションは、月初のみとなっています。

下落続きの1ヶ月の間、ビットコイン全体では割とポジティブな話題が続いていました。特に、間接的にウォルマートでビットコインが使えるようになったりStripe や Square がビットコインの採用を表明したりと、決済ツールとしてのビットコインには良いニュースが続きました。課税に対する考え方も各国政府期間から発言されはじめ、ついに市場全体がビットコインを受け入れる準備をはじめました。

それでも、マウントゴックスの件以降、ビットコインが失った信頼は大きかったと言えます。下落続きの価格がそれを物語っています。過熱する報道の一方で、情報発信をするメディアのビットコインに対する理解の欠如も浮き彫りになり、ビットコインに対する間違った理解やネガティブな印象が広がりました。この損失は大きすぎます。ビットコインを初めて知った人たちに悪い印象を与えたことはもちろんですが、ビットコインに早期から参加していた人たちからも、ビットコインをはじめとする仮想通貨への悲観論まで出ました。

ビットコインへの正しい理解が広まらない限り、仮想通貨全体に対する信頼は揺らいだままです。

このサイトは、ビットコインの情報を発信し、理解を広め、普及に貢献することを目的として立ちあげました。この1ヶ月の騒動の中、その役割の重要性を再認識しました。いまここで、仮想通貨やビットコインの利点を再認識し、ビットコインについての情報を発信し続け、正しい理解を広めることは、これまで以上に意味があると考えています。
これからも積極的な情報配信を意識して行動していきますので、よろしくお願いいたします。

Stripe がビットコインを導入

Web アプリやモバイルアプリに決済機能を提供する Stripe が、ビットコインをサポートすることを表明しました。

Stripe は、決済機能を簡単に追加できるサービスとして、開発者の間で広く知られています。その Stripe がビットコインを導入するということは、非常に大きなインパクトがあります。ビットコインを決済に使うことができる Web サイトやアプリが、今後たくさん登場することでしょう。

ウォルマートでも間接的にビットコインが使える状態になりましたので、ネット上でも実店舗でも、ビットコインが使える場面が増えてきました。今後の普及を考えると、大きなプラス要因です。

最新情報が欲しい人は、Stripe のビットコインに関するページからニュースレターを購読することをおすすめします。