オライリーがビットコインのカンファレンスを開催予定

技術者の間では知らない人はいないオライリーから、ビットコインに関するカンファレンスのアナウンスが出ました。

ビットコインと共にブロックチェーンをメインテーマにしているあたり、技術的な要素も含めた深い話が飛び交うイベントになりそうです。実際、イベント概要にもブロックチェーンに関する高い関心が表れています。

スピーカーの一覧には、豪華な名前が並んでいます。

speakers

年明けの2015年1月27日、サンフランシスコで開催されます。チケットは約10万円です。

技術的な面も含めて考えれば、他に無い濃い内容になるのではないでしょうか。

Blockchain が $30M を調達

ビットコイン関連企業の資金調達が続きます。Blockchain も、大型の調達を実行しました。

The world’s largest bitcoin wallet provider, Blockchain, has been a bootstrapped startup so far. But the startup eventually accepted VC money, raising a little bit over $30 million from Lightspeed Venture Partners, Wicklow Capital and others.

Blockchain は短い歴史のビットコインにおいて、老舗と言える企業です。その Blockchain が、遂に資金を調達しました。金額は、日本円で約30億円です。

Richard Branson, Mosaic Ventures, Prudence Holdings, Future Perfect Ventures, and angel investors, such as Rafael Corrales of CRV, Amit Jhawar of Braintree and Nat Brown also participated in the round.

大物投資家も名を連ね、BitPay や Xapo に並ぶ規模の調達を実現しました。

“We are going to scale our product engineering team, we are going to build new features,” co-founder and president Peter Smith told me in a phone interview. “And for the first time ever, we are going to spend money on marketing.”

製品開発と、マーケティングのために資金を活用するとのことです。

ビットコインのマーケティングに資金を使う企業が増えてきました。価格は下がっていますが、今後も注目が集まることが期待できます。

イギリスの中央銀行がビットコインの可能性に言及

イギリスでビットコインに注目が集まっています。イギリスの中央銀行にあたる Bank of England(イングランド銀行)が、仮想通貨、ビットコインに関する動画を公開しました。

ビットコインの仕組みや、可能性について言及しています。イングランド銀行を経由しないで支払いができてしまうという説明もしっかりとされています。

Digital currencies: how do they work and what makes them different?

Business Insider にも記事が出ています。

More significantly, the Bank suggests that the key innovation is not the digital currency itself — which is subject to wild fluctuations — but the “distributed ledger,” which tracks Bitcoin transactions. That ledger has the potential to revolutionize the financial system, the bank argues.

最も注目されているのは、やはりブロックチェーンのような仕組みです。ビットコインが成り立っている仕組みにこそ可能性があるとしています。

イングランド銀行の動画の影響をうけて、ニュース番組でもビットコインが取り上げられています。金融システムに大きな変化をもたらす可能性があるとして、注目が集まっています。Blockchain の Nic Cary もインタビューを受けていまし、ビットコイン ATM(というか自動販売機)も出てきます。

銀行やニュース番組がビジネスの仕組みを説明するシーンは、なかなか興味深いです。

ここ数ヶ月、価格は振るわないものの、アメリカ以外でも注目度が急上昇しています。

ビットコインを採用して予想以上の売上を達成した企業

ビットコインを受け付けることによって売上増につながった企業について、分析した記事が公開されています。

Dell, which started accepting bitcoins in July, Dish, and Expedia all say their bitcoin revenue so far have exceeded their expectations. The three companies declined to give specific figures, but said bitcoin sales are modest relative to their overall revenues.

Dell など、先行してビットコインを採用している企業から、予想を上回る成果を出しているという情報が出ています。Overstock CEO のインタビューでもわかった通り、ビットコインを採用することによるマーケティング効果が成果につながっています。

Data from BlockChain.info, a bitcoin wallet which stores the digital currency for customers, showed that over the last three months, there were between 50,000 and 75,000 bitcoin transactions a day on average, worth between $45 million and $85 million. That compares with U.S. retail sales of about $15 billion a day during July, according to U.S. Census Bureau estimates.

BlockChain の情報によると、過去3ヶ月の間にビットコインウォレット間で転送されたビットコイン量の1日あたりの平均は、5万〜7万5千ビットコインに登るとのことです。ドルに換算すると、$45M〜$85M になります。日本円であれば、およそ45億円から85億円という規模です。
それだけの金額が、日々動いています。

As of the end of June, bitcoin wallets, representing the number of users who have bitcoin accounts, have grown to 5.32 million, from 765,039 users a year ago, CoinDesk data show. It predicted that wallets would increase to 8 million by year-end.

CoinDesk のデータによると、ビットコインウォレットの発行数は532万アカウントで、1年前の76万5千アカウントから大幅に増加しています。今年度中には、800万アカウントに到達する見込みだと予測されています。

まだまだ特定の層でしか利用されていないビットコインですし、今回好調な成果を発表している企業はいわゆるギークに受ける企業が中心です。すでにビットコインを持っている層に対して、ビットコインの使い道を提示したために売上増につながったという見方ができます。
マーケティング効果に関しては、先行している企業だからこそ、注目をあつめることに成功したわけです。

今後は徐々にビットコイン採用のインパクトは薄れていくとは思いますが、利用者の数を考えればまだまだ巨大な市場と捉えることが出来ます。一般の利用者に広く利用される企業がビットコインを採用したとき、大きな成功を勝ち取ることでしょう。

Via Dell, Dish, and Expedia say their bitcoin revenue has exceeded expectations : Bitcoin

ついに!Blockchain の iOS 用ウォレットアプリが復活

かつて Blockchain のアプリが Apple に排除されて、ビットコインと Apple(iOS)との冬の時代が始まりました。

今年の WWDC で風向きが変わり、一転してビットコインに寛容になった Apple ですが、ついに Blockchain の新アプリが登場する日を迎えました。

Blockchain の CEO も狂喜乱舞しています。

アプリはこちらから無料でダウンロードできます。

ビットコインオークションの落札者に送金が完了

落札者は非公開のまま、送金が完了した模様です。

The US Marshals Service (USMS) has announced that a single, undisclosed bidder claimed all of the roughly 30,000 bitcoins seized from online black market Silk Road and sold in its recent auction.

The winning bidder outbid all other parties for the 10 auction blocks, according to the USMS. Further, the bitcoins have already been transferred to the winner, according to Blockchain.

ある落札者が、すべてのビットコインを落札したようです。落札者については、非公開となっています。

落札者には、すでにビットコインが転送されています。

blockchain

第1回のオークションは、これにて終了という雰囲気です。誰だったのでしょうか。Windlevoss 兄弟ではないのかなど、想像が膨らみます。政府がそのままこっそり保有していたらおもしろいのにとも思います。

ビットコイン価格の方は、暴落は起きず、比較的安定した動きといえます。落札者へのビットコイン転送のタイミングで下落していますが、それは想定の範囲内といったところです。

押収されたビットコインはまだ残っています。今後もオークションは開催されるので、今回の事例は次回以降の参考になります。

Blockchain が RTBTC をビットコインで買収

昨日のニュースの続報です。Bloomberg への独占発表だったので、Bloomberg に Tweet していたようです。発表内容自体には Bloomberg は関係ありませんでした。発表を経て、Blockchain CEO の Nic Cary は Twitter も更新しています。

非常に興味深い発表、及びインタビューの動画はこちらに公開されています。

動画にある発表内容とインタビューの要点をまとめます。

  • Blockchain が RTBTC を買収した
  • RTBTC はリアルタイムトレーディングプラットフォーム
  • これによってビットコインの情報配信とリアルタイムトレードを実現する ZeloBlock が誕生した
  • 今回の買収は全額ビットコインで支払った
  • 買収金額は非公開

ZeroBlock は非常に期待できます。

インタビューの中で、Nic Cary がビットコインについて説明している箇所が印象的でした。

メールの仕組みはわからないけど、便利だし無料なので、みんなが使っています。過去を振り返れば、車が登場したころは誰も車の仕組みがわからなかったし、使い方もわかりませんでした。時には大きな事故も起こったけど、いまではそれらを乗り越えてこんなにも普及しています。

ビットコインについても、メールと同じような強みがあります。時には事故も起こりますが、Blockchain のような勢いをもったプレイヤーを中心に、これからも注目を集め、拡大していくことでしょう。